ORIGIN 「ANTITHESIS」

アメリカ産デスメタルバンドの4thアルバム。
デスメタル特有のドロドロ感は一切なく、機械的でメロディアスなリフが早送りのような速さで刻まれていく作品。
兎に角やたら速い。
速いだけという印象しか残りません。
オリジナリティがあるわけでもなく、ゾクゾクするようなリフがあるわけでもなく(これが音楽としては一番致命的だな)、直線的に速いだけなので終いには速く感じなくなる、速けりゃいいってもんじゃねぇという反面教師的なアルバムとなっております。
正直、2曲目でスピード感は全く消える。
「速く聴かせるには必ず遅いパートを持ってこなくちゃいけないんだ。」と最強ドラマー、フロ・モーニエが言っていたのを思い出す。
この作品は遅いテンポがおまけみたいで目まぐるしく展開の変わるCRYPTOPSYと比べると随分大人しく聴こえるぜ。
もうちょっと勉強して下され。
テクニックが聴きたい人はどうぞ。
マイスペース
ORIGIN - Finite
CRYPTOPSY 「The Unspoken King」

カナダ産超絶技巧派デスメタルバンドの6作目。
テクニックばっかりでツマらんかった前作でがっくりしていたが、来日時のインタビューで「あのアルバムはフィーリングが欠けていた。もっとフィーリングのこもった音楽がやりたい。オレたちが巧いのはもうみんな知ってるだろ?」と言っていたので期待していたのがコレ。(メインソングライターのジョン・レヴァサーが抜けたのでかなり不安もあったが)
まぁ、フィーリングは良しとしよう。
ミドルテンポが多くリズム主導な楽曲にメロディアスなリードと結構入ってくるクリーンヴォイスと、これはデスメタルというよりブルータルなヘヴィメタルと言った方がいいんでねぇの?
メタルコアみたいなパクリチックではないがあのサウンドを連想させる人が多数出るだろう。
方向性は変わったが全く落胆しない不思議なアルバム。
それは今作品の核となるフロ・モーニエ(Drums)が豊富なリズムパターンでグルーヴを作ってるからかねぇ?
勿論ギターも頑張リングやで!
リズムについていくパートも多いが凶暴でメロディアスなリフ、ソロで存在感をバッチリアピールですわ。
新加入のヴォーカル君は3rd、4thで暴虐の限りを尽くしていたマイク・ディサルヴォにそっくりで全く違和感なし。
違和感ない上にクリーン声もお見事。(多分違う人ではないと思う)
クリーン声パートはかなり多いのに良いお仕事してますね。
ベースの音はもっと前に出して欲しかった。
エリックのベースのブリブリ音は結構好きなもんで・・・。
一番ビックリなのはスネアの音がはっきり聴こえるようになった(どのタイコも音がハッキリしてる)フロのドラミングだ。
心変わり?
このバンドが本来持っていたメロディアス要素が開花したアルバムってことで個人的には全然納得した。
多分誰が聴いても不満は出ないと思うよ。
内容が良いんだから。
結局はソコさ。
マイスペース
CRYPTOPSY - Worship Your Demons
MESHUGGAH 「obZen」

スウェーデン産変態轟音バンドの6thアルバム。
無機質なサウンドを身上としているバンドだが、何故か今回はライヴ感があり幾分か有機的だ。
有機的な無機質音楽。(笑)
とはいえ普通のメタルと比べると全然理解不能な変態轟音なので今回も聴く人を選びそう。
いつもながらどうやってリズムとってるんだろうか?
明らかにソコとソコ合ってないやん!(笑)
マイスペース
Meshuggah - Bleed
DISMEMBER 「DISMEMBER」

スウェーデン産老舗デスメタルバンドの8thアルバム。
っていってもツタツタとスラッシュビートで突き進む潔いスラッシュメタルでございますわな。
ブラストもなく、半音階のキモいリフも控えめ。
いや、むしろメイデン風のツイン・リードが出てきて正統派臭さもあるぐらい。
難しいことは考えるな!
突き進め!
を体現していらっしゃる非常に男らしい作品。
男なら黙ってヘドバンさ。
マイスペース
Europa Burns
Under a Bloodred Sky
Legion
DEICIDE Till 「Death Do Us Part」

アメリカ産サタニックデスメタルバンドの9thアルバム。
最高傑作である前作と比べると出来では劣る。
同じリフの繰り返しの回数が無駄に多かったり、微妙な速さでグダついてるトコがあるものの、ええトコも充分ある。
メロディアス過ぎた前作より邪悪だし、すでに脱退してしまったがラルフ・サントーラのリードは素晴らしいし、聴いて損はしない。
マイスペース
The Beginning of the End
Till Death Do Us Part
Hate of All Hatreds
In the Eyes of God
Worthless misery
Severed ties
Not as Long as We Both Shall Live
Angel of agony
Horror in the halls of stone
The End of the beginning





